武里第二幼稚園からのお知らせ

【追記文章あり】実りの秋 ~おいもほり~  (2021年10月18日)

10月15日(金)今年一番の秋晴れの中、お芋掘りに行ってきました。この日を子ども達は心待ちにしていて数日前からお芋掘りの話題で持ちきりでした。子ども達のワクワクが表情や姿から伝わってきますよね。秋ならではの活動の様子を御覧ください。

 

みんなバスに乗車する時からとっても楽しそう♪

 

お芋畑に到着し、農家さんに元気一杯ご挨拶!毎年元気な子ども達がお芋掘りを楽しんでくれるようにと、4月の苗植え、水やり、真夏の暑い中も草取りをこまめに行ってくれたりと丹精込めて育ててくれていました。しかも有難いことに無農薬で育ててくれていたそうです!年長さんも二十日大根を育てた時に水やりのし過ぎで上手く育たなかった苦い経験もあり、作物を育てる事の難しさも経験した子ども達です。その苦労が分かるだけに子ども達はお芋を掘る前から「育ててくれてありがとう!」と上手にお礼を伝える事が出来ました。

 

さぁ、パワー全開!お芋掘りの準備が整い「エイエイオー!頑張るぞー!」の元気な掛け声と共にお芋掘りのスタートです。

みんな手練れたもので無我夢中、一心不乱に自分の範囲を掘り始めましたよ!

「掘れたよーーー!」一人目のお友達が見事に一本目のお芋を収穫すると、その後は続々と「僕も!」「私も!」という声が!みんな自分の掘ったお芋を自分の近くに続々とお山にして積み上げていきました!

「お顔より大きいよ~。」

 

幼虫も発見!

さすが年長さん、自分のお芋を掘り終えると終わっていないお友達を手伝ったり、「ここにもありそうだよ。」なんて仲良く近くの友達と声を掛け合いながらお芋を掘る姿も見られました。

「こんなに沢山掘れたよー!」

掘り終わって、改めて積み上げお山になったお芋を見ると、これまで経験したことがないほどの大豊作!大収穫!これも農家さんがみんなに収穫の喜びを味わってもらいたい!と丹精込めて育ててくれたからこそです。その農家さんに「お芋を育ててくれてありがとう!」と感謝の気持ちを込めて手作りのペンダントを渡し、心温まる交流を行いました。気が付くと、思いもかけないプレゼントにビックリした農家さんの目から後から後からキラリと光るものが…😢(ここの農家さんは卒園した小学生からも未だに「お芋畑の農家さん、優しい人だったよね。」と印象深く残る位の方なんですよ。)

でも、感謝のプレゼントはこれだけでは終わりません。まさに太陽の恵みを受けた大地(畑)にピッタリの【手のひらを太陽に♪】を踊ってプレゼントしてきました。

 

最後は、「これからも感謝の気持ちを忘れずにカッコイイ一年生になってね。」と励ましの言葉を受けお芋畑を後にしました。みんな自分の袋にお芋を入れたのはいいのですが、いざ持ち帰ろうとすると…「あーーー!おも~い!」とよろよろとバスまで歩いて行った子ども達でした。きっとお芋自体の重さもあったかと思いますが、(みんながお芋を喜んでくれますように♡)という思いも詰まっていたのかもしれませんね。

そして、本日早速「お芋のてんぷら食べたよ~!」「シチューに入れたんだ~!」と自分で掘ったお芋を食べたとの報告がありましたよ。また、「今、お芋がもっと甘くなるように干してるんだよ。」「今度スイートポテト作るんだ♡」と、お芋料理を楽しみにしているようです。この経験を通して、実りの秋を五感で感じる事はもちろんですが、作物を育てる人々に対して感謝の気持ちを持つなど、食育にもつなげていこうと思います。